倉庫における効率的かつ正確な製品コード棚卸

ウェストミッドランズメトロ社はイギリス・ウェストミッドランズ郡のライトレール・路面電車運営企業です。同社のバーミンガム倉庫は、20 両以上の車両と 23 km 以上の線路を管轄する非常に多忙な車両基地です。
要件
同社は、倉庫内在庫の棚卸を改善する必要がありました。これまでは自社で紙とペンを使用していましたが、非常に時間がかかる上に不正確であることが判明したためRGIS に委託しました:
- 製品コードを使用した倉庫内のすべての在庫の棚卸
- 予想される在庫レベルとの差異の特定
- 正確な差異レポートの提供
ソリューション
同社は RGIS Vision を使用して倉庫保管部品の棚卸プロジェクトを遂行しました:
- プロジェクト期間中、5 人の RGIS メンバーおよびエリアマネージャーからなる経験豊富なチームを動員
- これまでの紙ベース棚卸に代わる革新的な新しいスキャンツールである RGIS Vision を導入
- RGIS チームはパワフルなカメラツールで部品コードをスキャンし、帳簿在庫データを使用して差異の簡単なチェックプロセスを策定
- 倉庫内の棚には複雑な名称が付けられていたため、RGIS が設定した範囲に基づいた差異レポートを使用。この設定範囲は各棚と連動しており、顧客は異なる棚に置かれた部品も探し当てることが可能
結果
倉庫保管部品の棚卸を RGIS に委託することで、次のような成果が得られました:
- 45,000 を超える在庫品目と 2,000 弱の SKU の正確なカウント
- RGIS Visionから提供される正確な差異レポートにより大幅な時間短縮
- RGIS Vision を用いた作業進行と並行した差異チェックにより、最終的に差異は皆無
- 最終的にシステムの手動変更が必要となったのはデータ中 300 行だけであり、さらに大幅な時間短縮を実現
- 同社は、自社実施から棚卸専門企業に委託するプロセス全体を通じて、棚卸そのものの精度はもちろんのこと、定められた時間内に作業を完了することができる効率性を実感
- 棚卸の進行と並行して差異を追跡できるためRGIS Vision を使用する利点は非常に明白であり、その結果カウント後のデータ入力時間が大幅に短縮
- RGIS Vision 倉庫棚卸プロジェクトが成功に終わったことから、 RGIS に翌年度も継続契約することを決定